2011年1月勉強会 PFドラッカー勉強会

人気の高いPFドラッカーの勉強会を行いました。

PFドラッカーが1990年代どのような未来予想図を描いていたかを主に語録より抽出。

 ドラッカーが体系化・発明したアイディアとしては
「経営管理(マネジメント)」 「国有企業の民営化」
「目標管理」「事業部性(日本には事業部性として導入されたが、本来の意味は「カンパニー制」に近い)」
「分権化」 「アウトソーシング(外部委託)」
「コアコンピタンス経営(卓越した本業を中核として経営)」
「ABC経営(活動基準会計)」
企業の目的、トップの役割、マーケティングとセールスの違いなど、誰でも学ぶことが出来る「現代の経営」をあらわした。

「国有企業の民営化」は1969年『断絶の時代』の中で、採算責任を負わない官僚に経営を任せておけば破綻するという危険性を指摘。当時は利益を追求する民間企業に任せるよりは、国家が経営したほうがうまくいくと考えられた。
10年後経済不振に陥ったイギリスのサッチャー時代に保守党は『断絶の時代』でドラッカーが唱えた民営化を実現すると宣言し、企業を民営化することで、イギリス経済を立て直した~等を勉強しました。

特に現在の状況を1990年代に予測し

消費者の所得は目減り・・・機能や味にそれほどの違いがなければ、安い物に切り替える
反面、生活に必要な物はほとんど揃っているので、これといった特徴のない商品や、売り物のない店にはお客は寄りつかなくなった。
設備と従業員を抱えているメーカーは、相変わらず生産を続けなければならない
結果ますますモノ余りが進み、余ったモノは安売り店に流れこみ、安売り店にお客が集まる。
現在の日本では、モノ余りによる不況という、これまでに経験のしたことがない現象が起きている
などなど・・・

「断絶の時代」(1969年)の書籍には・・

1850年から1870年にかけて経済の重心は
鉄鋼、電力、有機化学、自動車などの近代産業へ移行した。
その100年後の今日、経済の重心は、
技術、科学、論理、世界観に基づく産業へ移行。
これらの産業が一層の経済発展をもたらし
雇用機会を生み、所得と生活水準を向上させ人々のニーズを満たす。
しかもこれらの新産業は、すでに産業と教育を持つ先進国だけに生まれる
成長産業は、19世紀半ば以降の発明・発見に基づいていた。

他方、これからの新産業は、20世紀前半の知識によって興る。
例えば量子物理学、生化学、心理学、記号論理学の知識である
と記載されています!

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